パスタ

パスタを作るときの 基礎とコツをご紹介します。 基礎とコツ ご紹介します。

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ゆで方 編

アルデンテとは?

アルデンテはイタリア語で「al dente」と書き(denteは歯という意味)、「歯ごたえのある状態」という意味です。
麺の中心にわずかに芯が残っている状態を指します。

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どうすればアルデンテにできる?

当社製品の場合、パッケージの表示時間通りにゆでればアルデンテに仕上がるようになっていますが、パスタをゆでる際に塩を入れた方がアルデンテに仕上がりやすくなります。
ゆでた後にソースと混ぜ合わせながら加熱する場合は要注意。
ソースの水分により、パスタがさらに水分を吸収して柔らかくなってしまうので、パッケージの表示時間から「ソースと混ぜ合わせて加熱する時間」を差し引いて、短めの時間でゆでると良いでしょう。

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パスタの1人前はどのくらい?

1人前の分量は乾麺で100gが一般的ですが、パスタソースや具材の量によって調整すると良いでしょう。
パスタだけを食べる場合は100g、他の料理も合わせて食べる場合は80gくらいが目安です。
パスタの量がはかれる便利な計量穴がついたパスタストッカーも手に入りますが、早ゆでタイプの場合は麺の太さが通常のものと違うので、重さをきちんとはかるのがおすすめです。

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2人前(200g)ゆでるときは、ゆで時間が倍になる?

ゆで時間は変わりません。

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パスタは鍋でゆでる方が良い?フライパンでゆでても大丈夫?

お湯の量が適切であればフライパンでゆでても構いませんが、深さのある大きい鍋でたっぷりのお湯でゆでた方がおいしいパスタに仕上がります。
お湯が多いほどパスタに熱が均等に入りやすくなり、ゆでムラを防げます。

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ゆでる鍋が小さい場合、パスタは折っても大丈夫?

パスタは折っても構いませんが、できるだけ大きな鍋で折らずにゆでることをおすすめします。
小鍋でも調理できる2/3サイズのパスタもあります。

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パスタをゆでるときのお湯と塩の量の目安は?

パスタ乾麺100g(1人前)につき水1ℓ、水1ℓに対して塩小さじ1(5g)が目安です。
麺の量が2倍に増えたらお湯の量も2倍に増やしましょう。

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塩を入れてゆでる理由は?

塩を入れた方がアルデンテに仕上がりやすくなるのと、パスタに塩で下味をつけることでパスタソースとの味のなじみを良くするという2つの理由があります。

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お湯を沸騰させる間はふたをした方が良い?

ふたをしていないと沸かしている間に湯気が出て温度が下がってしまい、加熱効率が悪くなります。
光熱費と時短の面からも、ふたをして沸かす方が良いでしょう。

※パスタをゆでているときにはふたは不要です。

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ゆで時間をはかるタイマーはどの時点からスタート?

パスタがすべてお湯に浸かってからタイマーをスタートさせるのが理想ですが、10秒くらいの違いであればほとんど影響はないため、パスタをお湯に入れた瞬間からのスタートでも問題ありません。ただし、早ゆでタイプは少しの違いでもゆで上がりへの影響が大きいため、パスタがすべてお湯に浸かってからの方がおすすめです。

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パスタをお湯に入れたらかき混ぜた方が良い?

パスタが鍋の底にくっついてしまったり、パスタ同士がくっついてしまわないようにお湯に入れた直後は軽くかき混ぜた方が良いです。
かき混ぜた後は30秒〜1分ほどそのままにして表面を落ち着かせて、再び優しくかき混ぜながらゆで上げるとおいしいパスタに仕上がります。
ただし、強くぐるぐるとかき回すのはNG。お湯に浸けた直後は表面のでんぷんが溶け出し、強くかき混ぜると箸やパスタがぶつかり合い、ぷりっとした食感がなくなってしまう恐れがあります。
また、かき混ぜすぎるとお湯の温度も下がってしまいます。

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パスタをおいしくゆでるコツは?

パスタをゆでている間は、鍋の中でパスタがゆらゆらと揺れているような状態が理想的です。このパスタの揺れは、鍋の底から発生する気泡や、お湯の対流によって生まれるものです。火加減を調整してこの状態がキープできたらそのままにしてもOK。
ただし、弱火にして放置してしまうとパスタが鍋底に沈んでくっついたり、強火にしたまま放っておくとお湯がふきこぼれたり、パスタ同士がぶつかったりして傷んでしまう恐れがあるので、きちんと様子を見ておくことがポイントです。

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パスタをゆでるときはずっと強火で良い?

パスタを鍋に入れてからは鍋底からはみ出るほどの強火にすると、お湯に浸からず鍋の縁からはみ出たパスタが焦げる原因にもなるので要注意です。
ゆでているときも、ボコボコと大きな気泡が出てくるほど強火にしてしまうと、パスタの表面のでんぷんが溶け出してベタつきやすくなります。

※パスタを入れる前であればお湯がボコボコと沸騰するくらいの強火でOKです。パスタを入れるとお湯の温度が下がるためです。

鍋からお湯がふきこぼれそうになったら差し水をしたくなりますが、お湯の温度が下がりパスタのおいしさにも影響が出るので差し水ではなく弱火に調整することをおすすめします。

ゆで方 編

冷製パスタにするときのコツは?

理想はパスタをたっぷりの氷水で冷やすことですが、ゆであがったパスタをザルにあげて、まず流水で冷やして粗熱を取ってから氷水で冷やすのがおすすめです。
冷製パスタの場合、アルデンテにする必要はありません。むしろ冷やすとパスタが固くなってしまうため、パッケージの表示時間よりも1分ほど長めにゆでて、芯が残らないようにする方が良いです。

ゆで方 編

ゆでるときに塩を入れすぎて、パスタがしょっぱくなってしまったら?

ゆでたパスタを沸騰したお湯に一瞬だけ入れてあげると良いです。

※しっかりゆでるのではなく、すぐにお湯から上げるくらいでOKです。

大量のお湯をもう一度用意するのが難しければ、パスタソースや具材に使用する塩を減らして調整しましょう。

仕上げ 編

ゆでたパスタがくっつかないようにするためには?

ゆでたパスタは時間が経つとくっついてしまうので、すぐに使わないときはオリーブオイルをからめておくのがおすすめです。オリーブオイルの量は、ゆで上がったパスタの量の1%が目安です。
パスタはゆでると乾麺の約2.3~2.5倍になります。
1人前(乾麺で100g)の場合230〜250gくらいになるため、小さじ1/2ほどが目安です。

※衛生面および食感の変化の点から、ゆでたパスタはすぐにお召し上がりいただくことを推奨しています。

仕上げ 編

サラダ用のマカロニはゆでた後に水で冷やして良い?

ゆでた後に早く冷ますために水で洗うと水っぽくなってしまうのでおすすめしません。
マカロニが温かい状態の方がソースとなじむので、具材やソースは温かいうちに混ぜて自然に冷ます方がおいしく仕上がります。

仕上げ 編

パスタの太さによって相性の良いソースは違う?

細い麺にはあっさりとしたソースが、太い麺には濃厚なソースが合います。

仕上げ 編

ソースにパスタのゆで汁を加えるのはなぜ?

パスタソースを仕上げるときにパスタのゆで汁を足すことで、ソースにパスタの旨味が加わったり、乳化してなめらかになったりするためパスタとソースの味がなじみやすくなります。

※乳化とは、本来混ざり合わない水と油が均一に混ざり合った状態です。
しっかりと撹拌することで、水と油が小さな粒状に混ざり合ってとろみのある質感になります。
パスタソースも乳化させることで、パスタによりからみやすくなります。

仕上げ 編

ペペロンチーノをおいしく仕上げるには?

油が多めのシンプルなペペロンチーノでは特に乳化が重要です。パスタにガーリックオイルとパスタのゆで汁をしっかりと混ぜながら加熱することで、徐々に乳化していきます。オイルとゆで汁が乳化して一体化することで、まろやかな口当たりに仕上がります。

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明太子パスタを作るとき、なぜフライパンではなくボールで混ぜるの?

明太子などは加熱するとたんぱく質が白く固まってしまうため、フライパンで加熱しながらではなく、ボールなどに入れて混ぜる必要があります。

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クリーム系のパスタは、なぜフライパンで加熱しながらあえるの?

作りたてのソースは粘度が低く水っぽくなっているので、フライパンでパスタと一緒に加熱しながら水分を飛ばし、しっかりとソースがパスタにからむように調理するためです。

仕上げ 編

ナポリタンをおいしく仕上げるには?

ケチャップは炒めることで香ばしさや甘味が増すので、ナポリタンは焦げ目がつくぐらいしっかりと炒めた方がおいしく仕上がります。また、ナポリタンはもちもちっとした食感が好まれるのでパッケージの表示時間よりも少し長めにゆでて調理するのもおすすめです。