お店紹介
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啜磨専科(すすりませんか)

2種の麺で風味と喉越しを表現した「ザ・しおつけ麺」

横浜市港南区を中心に全5店舗を展開する人気のラーメン店。麺にはこだわりの自家製麺を使用しています。各店舗、提供するメニューはもとより、スープや具材との相性を考慮して製造する麺も変えているという気合いの入れよう。2号店となるこちらの看板メニューはつけ麺で、その最たる特徴が番手を変えて3種類の麺幅を混在させた2色麺。これが独特な食感をもたらし、スープと見事なハーモニーを奏でています。代表の後藤将友さんの発想力と意欲的な挑戦が生む、唯一無二の一杯が魅力です。

全粒粉を使用しているメニューの名前は?

「ザ・しおつけ麺」 並900円(税込)
「汁無担担麺」 880円(税込)

蕎麦アレルギーの客のために開発した全粒粉麺

「蕎麦アレルギーの女性客がいてね、その子のために食物繊維もミネラルも豊富な蕎麦のような麺が作れないかなと」。それを機に、2色麺を開発した後藤さん。2色麺の一つは自然な色合いの全粒粉麺。全粒粉を麺に使用する場合は5%が一般的と言われる中、なんと40%もの高配合。まるで田舎蕎麦のようなこしと風味を実現しています。もう一方の麺はうどん風のつるんとした喉越しが決め手。冴えた色合いに仕上げています。この2色麺と、豚足をはじめゼラチン質の高い素材で丹念に取ったコラーゲンたっぷりのスープを合わせたのが、人気商品の「ザ・しおつけ麺」。麺とスープがよく絡み、驚きのマリアージュに感動すること間違いなしです。

手前が全粒粉を用いた麺。見た目の色はもちろん、食感や味わいの違いに驚くはず

リピーター続出!しびれる辛さにハマる「汁無担担麺」

ひたすら評判の店を食べ歩いて、研究を重ねたという後藤さん渾身の一品。つけ麺同様に2色麺を用いた「汁無担担麺」は、入手困難な中国の朝天辣醤(唐辛子)や赤・青山椒を合わせたパンチのある肉味噌がポイントです。全粒粉を軸にしたヘルシーな麺や、唐辛子のカプサイシン成分で健康志向の女性ファンが急増中だそう。

しびれる辛さの肉味噌、甘いキャベツ、2色麺の食感が三位一体「汁無担担麺」

全粒粉を高配合した麺を蕎麦のように使用したり、多彩な素材を組み合わせて深みはありながらもさっぱりした後味のスープに仕上げたり。ラーメンの常識を打ち破る、斬新な手法が満載。とはいえ、単なるひらめきではなく、原料の特色や栄養素など幅広い知識と、それを活かす手腕があってこそ。新たな味との出会いが待つ、足しげく通いつめたい一軒です。

店名
啜磨専科(すすりませんか)
住所
神奈川県横浜市港南区上大岡西2-14-15
TEL
045-370-9417
営業時間
11:30〜14:30、18:00〜23:00(22:50L.O.)
※スープがなくなり次第終了
定休日
木曜日
※記載されている内容は、2020年3月6日現在のものです。