お店紹介
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ヒンメル

北海道十勝産の小麦粉と全粒粉をブレンドしたミネラル分豊富な「北国からの贈り物」

店名の「ヒンメル」はドイツ語で空・天国の意味。店主の金長暢之(かねながのぶゆき)さんがドイツに渡り、最初に暮らした家があったストリート名が由来で、新鮮な気持ちを忘れずに初心に帰るとの思いが込められています。ドイツでの修行は夢のようだったと。その幸せな体験と愛情が詰まったパン屋さんです。

全粒粉を使用しているメニューの名前は?

「北国からの贈り物」 401円(税込)
「フォルコーン」 621円(税込)
「ツヴィリング」 151円(税込)
「全粒粉クッキー」 1枚191円(税込)

雑味を感じさせない仕上がりを工夫

以前働いていた店で小麦ブラン(表皮)を用いたパンを作っていたので、全粒粉には興味を持っていたと語る金長さん。「健康にいいとはいえ、正直苦手な人も多いだろうし、なにより作りづらいと思っていました。小麦粉と比べてどうしても雑味があるイメージをもたれがちな全粒粉の雑味を感じさせず、誰もが食べやすいパンを作るために配合のバランスを調整、30%入れることでほどよく全粒粉の風味が広がる納得の味わいにしました」。

そうして生まれた「北国からの贈り物」は万人受けするバランスのよい味わいである一方で、ライ麦全粒粉100%の「フォルコーン」はパンチある風味がダイレクトに伝わってくる商品で、こちらも根強い人気を誇るそう。

ライ麦好きにはたまらない、ライ麦全粒粉のガツンと強い味わいが人気の「フォルコーン」

豊富なラインナップが特色

「10種類ほどの粉を使い分け手間暇かけて仕上げたパンは、サンドイッチなども含めると130アイテムにも及びます。「常連客も多く、それぞれお気に入りのパンがあるじゃないですか。だから商品の切り替えは断腸の思いで、つい残すものも出てきちゃうから自然と増えてしまいました(笑)」。

コロンとした双子型と表面のフォーク模様がかわいいテーブルパンの「ツヴィリング」

昔からよく食べていた銘菓にインスパイアされて作ったという「全粒粉クッキー」。さくさくの歯触りで癖になる

パン作りにおいては生地の仕込みにもっとも重点を置いていて、それが豊かな表情や味わいに表れてくるそうです。1点1点真剣に向き合って作られた「ヒンメル」のパン。店頭に並ぶ多彩な商品を眺めているだけでもどこか和やかな気分にさせられます。

店名
ヒンメル
住所
東京都大田区北千束3-28-4 アンシャンテ大岡山1階
TEL
03-6431-0970
営業時間
8:00〜19:30
定休日
無休
URL
http://www.himmelbrot.com/index.html
※記載されている内容は、2021年1月27日現在のものです。